ほねつぎ

Storyスペシャルインタビュー

本物にこだわり極めた施術。
全国から患者さまが集まる接骨院に

藤本 斉さん

藤本 斉さん

有限会社SAIYO 代表取締役

兵庫県伊丹市で鍼灸接骨院2院、リハビリデイサービス4店舗、居宅支援サービス事業所1店舗、訪問介護事業所1店舗、放課後等デイサービス2店舗経営。“本物”を目にする、接することにこだわり、渡米してカイロプラクティックを学んだ経験を活かし、「脳機能」に着目した施術から、広く健康に関する事業展開を図る。

日本全国から患者さまが集まる接骨院に

兵庫県伊丹市で鍼灸接骨院2院、リハビリデイサービス4店舗、居宅支援サービス事業所1店舗、訪問介護事業所1店舗、放課後等デイサービス2店舗経営。“本物”を目にする、接することにこだわり、渡米してカイロプラクティックを学んだ経験を活かし、「脳機能」に着目した施術から、広く健康に関する事業展開を図る。そのためには柔道整復師・鍼灸師のみならず、医師との連携も積極的に行っており、特に脳機能については、大阪大学の片山泰一教授と連携している。研究家としての情熱をもった活動は、国内に留まることなく、海外にまで及ぶ。そんな中、アトラと出会い、本院売上は年商1億を超える成長を遂げた。売上規模としては10億、店舗100店舗のビジョンを掲げ、ほねつぎと歩む未来について聞いてみた。

日本全国から患者さまが集まる接骨院に

“本物”を見る・感じる

19歳で鍼灸科の学校に入学し、施術家の道を歩み始めた藤本氏。最初に勤めた施術所はその当時から自費メインであり、多くの患者さまが来院していた。一方で、保険施術を行う施術所でも経験をしてみたいと考え、別の施術所でも約3年経験をし、独立開業をした。ここまででも良い経験をし、大事な学びを得て、施術にも自信があったが、「あと3割、2割の原因が残ってしまう」と感じていた。そんな時に受講したセミナーで藤本氏自身が「天才」と呼ぶ先生に出会った。そして実際に施術を体験し、「こんなに楽になるのか。これならもっと人を助けることができるかもしれない」と衝撃を受けたと言う。

“本物”を見る・感じる

ここから本格的に残り2割、3割の原因追究をしたいと、“本物”を見るために渡米に踏み切った。「とにかく患者さまのために。本物の技術と、本物の考え方、世界的な考え方はどうなのか。そして自分はどこが勝っていて、どこが劣っているのか。見極めに行きました」それから約20年間本気で学び狂った。

検査8割、施術2割

渡米を経て、海外の施術家に出会い施術を学び、知識をつけたことはもちろん、「自分はまだまだできるんだ」と自信にもつながった。藤本氏が目指しているのは“100点の体”である。そのためには検査が非常に重要であり、“検査8割、施術2割”という考えをもって患者さまに日々向き合っている。「治すという論点が、少し特別かもしれない」と藤本氏は語る。「患者さまが来院したら、まずは検査から。すべて検査をしてから治療プランを立てます」1度傾くだけで体は不具合を生じる。その傾きをどこまで突き詰められるか。藤本氏に施術家として「一生勉強」と言わせる原動力だ。

止まない研究心

現在では、日本全国から患者さまがその検査・施術を求めて訪れる藤本氏だが、施術家としてまだまだ研究中であり、道半ばであると言う。藤本氏は、現代人のライフスタイルの変化を見逃していない。その変化は人々の身体にも影響を及ぼしており、過去にこの業界でセオリーと言われていた知識、技術では、現代人の身体で結果を出せない。そのくらいに人の身体は変わってきている。例えば、現代人には欠かせないスマートフォンの使用は、骨盤の変形を生み始めている。これは既存の知識だけでは対応が難しい症例であるだろう。

止まない研究心

このような変化に対応するために、藤本氏は、ご自身が過去に習得した知識のアップデートが不可欠であると感じている。特に脳に関しては、未知の部分がまだまだあり、日々の研究で解明されつつある分野である。定期的にこの分野の有識者である医師や大学教授とセッションの場を設け、常に新しい知識へとアップデートするよう努めている。

次世代に繋げる想い

“検査”に藤本氏が強くこだわるのは大切なビジョンがあるからである。50歳を超えてくると、施術者として「できあがってきた」と考える人は多い。しかし、藤本氏はそうではない。「自分の手」「自分の見立て」と言ったところで、一体誰が認めてくれるだろうか、と考えると言う。施術を行えば身体は必ず反応を現す。その反応には、良い反応だけでなく、悪い反応が出るケースもあるだろう。そんな時に、患者さまへ誤魔化した説明をしていないだろうか。悪い反応に対して、誠実に向き合える施術家が減っていると、藤本氏は現状に危機感を感じている。正常があるから、異常がある。正常というものがどういうものであるかを知らないと、異常は見つけられない。そのためには医療と連携できる“標準化された検査“を確立していきたい。

次世代に繋げる想い

専門学校では定員割れが起きている。この現状を作り出したのは、自分たち世代であると、自分たちに責任があるのだと、藤本氏は神妙な表情で語られた。何が治っていて、何が治っていないかもわからずに、施術を行うような現状を見直し、間違えた施術は拡げたくない。次世代を担う子供たちが、この業界を目指したくなるような施術法を確率させていく。それによって、明るい未来を創っていきたいと考える。施術の楽しさを感じ、学べる場、考えを発信できる場、そして、研究できる場。次世代へ繋がる機会をつくれる存在になりたいと語る。
“今”を深めることに、明るい未来が待っている。
すべては患者さまのために。

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